石橋雅史の万歩計

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思い出の劇場

昨日(7月24日)、六本木の俳優座劇場に息子が出演しているので芝居を観に行ってきました。
ここは私にとって大変懐かしい思い出の劇場なんです。1957年10月、劇団文化座第20回本公演「その人を知らず」作 三好十郎、演出 佐々木隆。この時私はまだ劇団の研究所に入ったばかりで、付けてもらった役は「スキャップ!(スト破り)」と一声叫ぶ組合員の役でした。プロの劇団に入って初めて発したセリフです。24才のときです。あれから山を越え谷を越え色々な辛酸をなめていまの私がここにいるのですが、早いですね。あれから55年です。この劇場は途中で改築はされましたが今も健在です。客席に座ると色々な思い出が彷彿と浮かんできます。今は自分の息子が結構な看板で、その同じ舞台に立っている。何か不思議な気がします。私の過ぎた日は帰ってきませんが、これからはこの子らの時代なんだなあと。私ももうちょっとだけは頑張るつもりでいますけどね。息子の芝居「日本の面影」作 山田太一 演出 鵜山 仁。出演 草刈正雄、紺野美沙子、長谷川稀世、金内喜久夫、瀬川菊之丞、磯部勉、大西多摩恵、石橋徹郎。今日(7月25日)が東京の千秋楽で金沢の方へ一日だけ行くようです。

今日は天気が良かったので、自家製の梅をざるに広げて干しました。おいしい梅干しが出来上がるといいんだけど。乞うご期待!



          手塩かけ梅酢にむせて土用干し

                             雅史


さて、今日からうちの愚妻も相乗りで短歌を投稿するそうですから、読んでみてください。
選者は僕です!

       題詠 「味」

          酒を飲み女を好いて年を経た味な男の憎めぬ一生

                                        曙美

          分別もなき子ら残して父は逝き母の諸手の滋味に囲わる

                                        曙美
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by masashi-ishibashi | 2012-07-25 17:25

大暑

今日は大暑です。一年のうちで一番暑さの厳しい日とされていますが、今年はだいぶん様子が違ってここのところ数日は五月下旬から六月上旬の気温だそうすですね。オリンピックの開催地ロンドンも冷夏とかで、長袖にコート姿なんて写真が報道されています。九州などとてつもない豪雨災害。この地球を包む大気の異常現象はいったいなんなんですか?梅雨が明けて、いきなり人間の体温以上の気温になったと思ったら、今度は一変して冷涼の日々です。蝉の声も聞こえません。地球温暖化でずいぶん気象現象は狂ってきたようですね。やっぱりわれわれ人間自身のなせる業ですかな?とにかく天災、人災穏やかではありません。四季折々、いろんな美しい色に彩られてきた私たちのふるさと日本。情緒豊かだった日本。これ以上破壊されませんように。



          大暑来て心太食す白昼夢

                        
                          雅史
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by masashi-ishibashi | 2012-07-22 18:19

おかしな家族

みなさんしばらく。さーて、やっと梅雨明けです。所によってはいきなり39℃を超える馬鹿げた暑さ。本当に暑中お見舞い申し上げます。わが石橋家も熱中症なんかに負けてたまるかってんで、てんやわんやの自己防衛。なーんて、それほど大層なこともやってはいないのですが、今回から少しばかり趣向を変えてみようかと思いまして……。
若い時なら、海に出かけるぞ!なーんて張り切ったものですが、何しろ寄る年波には抗えず、すっかりだらしなくなりまして、いきおい面白い情報もとぼしくなりました。そこで、もちろん私がメインでことを起こすのですが、ここで突然五十数年も苦楽をともにして、喜びも悲しみも、花も嵐も踏み越えて、歌の文句じゃありませんが、糟糠の妻も引っ張り出し、そろそろ中年男になってきた息子もたまには引っ張り出して味付けしてみようかと ? 貧しいおつむを絞ったわけです。
まずはわたくし、老骨に鞭打って出演したNHK BSプレミアム時代劇「薄桜記」の撮影がやっと終わりましてほっとしているところ。11回完結の作品ですが、その中で第6話、第7話、第9話に少ししか出ていません、だけどなかなかいい役ですよ。高嶋政伸さん、ともさか りえちゃんの父親で白竿屋五郎兵衛という侠客の役です。是非観てください。放送日は第6話が8月17日(金)20:00~20:43、第7話が8月24日(金)20:00~20:43、第9話が9月7日(金)20:00~20:43です。再放送は毎週日曜日の18:45~19:28に放送しています。
さて、愚妻の件。私の妻は劇団文化座時代の仲間だったいわゆる朋友ですな。私が売れない貧乏役者だったものですから、女優をやめて生活費を稼ぐという羽目に。こっちは九州男児。武士は食わねど高楊枝を決め込んでいるものの、はたから見ればただ情けないだらしない男です。ところがこの女性、どうもこの何か好きなことをやっていないと日々平穏が得られない性分らしくて、なんと染色をはじめたんですなあ。ところがですよ、これがいきなり文部大臣奨励賞を獲得。染色工房の主に見込まれて一点物のきものを染めるようになったのですから。越されましたね。しかし世の中というものはなかなかうまくいかないものです。工房の主が急死してパー。今度は何を始めるかと思ったら、なんと小説。これがまたどう間違ったか三田文学賞にノミネートされていきなり文芸誌「三田文学」に掲載されるという勢い。わからんものですなあ、私なんかへぼ役者で立場がありませんよ。現在はひたすら短歌に没入。超特急でかいつまんで説明しますとこんな女性。
これから私の貧しいエッセイや俳句などと一緒に時々お目見えしますからどうぞみなさん読んでみてください。年齢はいくつかって? ご想像にまかせます。 姓名は石橋曙美と発します。
なになに、息子のほうはどうなんだって? これまた蛙の子は蛙でして、現在、劇団文学座の演技部に所属、ここのところ舞台のほうではだいぶん頭角を現してきていますよ。そのうち近況を! 姓名の義、石橋徹郎と発します。



   梅雨明けて夾竹桃の晴れ舞台

                     雅史
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by masashi-ishibashi | 2012-07-18 16:59



俳優石橋雅史ぶらぶら日記
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