石橋雅史の万歩計

カテゴリ:未分類( 212 )

 春は名のみの風の寒さよなんって言っていたら、今度はまたあっという間にめっぽう暖かくなって、まったく近年の気候はいったいどうなっているんですかね。CO2による温暖化の影響ですかね。昔みたいな間服なんかいらないみたい。それはそうと先日、近くの郷土の森にある梅園に恒例の梅見としゃれこんだのですが、この暖かさで花はおおかた散ってしまい、残っている花もいささかしょぼくれて哀れなもの。去年は丁度満開のときにきたんですがねぇ。もっとも梅見よりは梅見酒の酒の方が目的なんですがね。梅まつりの期間中は地ビールに地酒、地元で採れた素材をお新香にしたもの、ハケだんご(串だんごに醤油をぬって焼いたもの)、ラーメンその他いろいろなものを売る店があって、其処でもろもろ買い込みおだやかな陽光の下で、あのえも言われぬ梅の香りに包まれながら飲む陶酔境はなんともいえませんね。風にでも吹かれたらぶち壊しですけど。もっとも地元ですからそんな時は出かけませんよ。今朝、自宅のベランダに立って外を見ましたら目の前にある四本の桜の木に五つ六つ花が咲いているんです。この桜は四本とも種類の違う山桜でそれぞれに風情のある花を咲かせてくれ、ここに引越して来て以来三十年こころを癒してくれ毎年楽しみにしている桜です。東京の桜の開花予報は三月二十三日だとか、もうすぐじゃないですか。これがまた桜こわいでしてね。悪仲間がいましてーー。私の町は桜もすごいですから。もう随分前から花見の計画を練ってる様子。酒は百薬の長などと勝手に都合のいい理屈をつけながら、毎晩晩酌。梅と言ってはその香りに陶酔して飲み、桜と言ってはそのはらはらと舞う花弁の艶やかさに酔いしれて飲み。あれも人生これも人生だけど、もう少しまじめに世の中を見つめてみたら。ボケちゃうよ。γGTPも正常値よりずっとたかいんだからーー。 ハイハイ少し心を入れ替えてまじめに生きてみましょう。残りあといくらもないけどーー。でもやはり酒はいいですね。今夜は、うるめと冷奴ときゅうりのお新香で飲んじゃおっと。
[PR]
by masashi-ishibashi | 2008-03-20 18:45

生きる

 朝日新聞のいちコーナーに「ひと」という欄がある。先日、臨済宗妙心寺派の禅僧で松原泰道さんという方が、モットーは「生涯現役、臨終定年」だとおっしゃっていた。私たちも「生涯現役」とか「生涯青春」などの言葉をよく安易に使うが、この臨終定年さすがにこれは凄いと感服した次第。昨年11月に100歳になられたのだそうだが、65歳からの著書が130冊で、まだ書き続けていらっしゃるとか。よく見ればなずな花咲く垣根かな。この芭蕉の句が好きなのだそうだ。「ひっそりと咲くペンペン草。それに気づけば感動がある。凝視すれば、何か真理を読み取ることもできるはず。こころの受信装置を敏感にしておきたいものです」。こころの受信装置ねぇー。いまは「死を学ぶ」という仮題で本を書いておられるのだそうだが、「死まで秒読みのように思え、書きあげられないかもしれません。でも、人生とは途中で終わるもの。日々のベストを尽くすだけです。人間の力の及ばないことは大いなるものにお任せします」と。人生とは途中で終わるもの。日々のベストを尽くすだけですかぁ。100歳ですよ。100歳にしてのこの明晰な感性と人生観。脱帽。御坊の爪の垢でも煎じて飲みたいくらい。  -朝日新聞の「ひと」の欄を読んでー
[PR]
by masashi-ishibashi | 2008-02-28 19:55

はてさて今年は……

 当年、一月四日をもちまして満七十五歳……。家族に誕生日おめでとうなどといわれてもねぇ。年ばかり取って、おめでたいんだかおめだたくないんだかーー。それに酒と料理は毎年正月の残り物じゃないですか。いつも暮れから松の内にかけて飲んだくれているうちに忘れられているんですがね。まあ、おめでたいと言えばこの年令になるまで現役でやっていられるということでしょうか。しかし、五十余年の役者人生、それはそれは山あり谷ありでしたね。いやいや谷底を這いずり回っていたほうが長かったな。振り返ってみれば感慨深いものありってやつですか。おらが鎮守様、大国魂神社に家族で初詣に行ったんですが、おみくじを引きましたら、息子が大吉で女房は吉、わたしは末吉でひどいことばかり書き連ねられていましたからね。はてさて今年はどうなることやら。大吉息子と吉女房に面倒見てもらいますか。いやいやそうはいかない、平均寿命までもうちょっとしかない。ふんどし締めなおしてもうひと頑張り踏ん張りまっせ!
[PR]
by masashi-ishibashi | 2008-01-20 20:41

人生ままならぬもの

 先日やった血液検査の結果が出た。γGTPが99と少しばかり高値、これは酒の飲みすぎですよちょっと節酒しなさいと叱られたが、あとはまあ正常値。さあやるぞと空元気が出たところえジャキー・チェーンの映画の話が舞い込んできた。これはハリウッド映画進出かと思いきや何のことはない香港制作とのこと。ジャッキー・チェーンも年を取ってきたのでイメージチェンジをしたくてこの企画をたてた。しかしハリウッドはこれに乗らなかった。そこで仕方なく香港制作となったわけだが、ジャッキー・チェーンは刑事の役で最後には死ぬという少しばかり暗い話。舞台は歌舞伎町、マフィアの世界。映画の約80%は日本で展開するらしく、日本の制作会社が絡んでいるのだが、このプロデューサーが石橋雅史は欲しいが香港と連絡をしながら条件を決めたいと言ってなかなか具体的な話を切り出さない。そのうちに衣装合わせをなどと言ってくる。なし崩しに撮入して後で条件を提示しようという魂胆なのでしょうが、条件契約もしないでやる仕事なんてプロの世界であるわけないじゃないですか。うちの事務所も怒っちゃつって、もうこんな仕事は出来ません。と物別れ。途端に「お江戸吉原事件帖」二時間スペシャル番組が入ってきてこれを受けることにしたんですが、追いかけるようにNHKのドラマが入ってきたんですねぇ。これは新境地を開く意味でも絶対にやりたいとてもいい役だったのですが、「お江戸吉原事件帖」のスケジュールとまるかぶり。いろいろ調整をしてもらったのですがNHKの方の役が出ずっぱり大役なのでどうしても物理的に縫えない。仕事場が東京と京都ですからねぇ。大河ドラマ八代将軍吉宗のときにお付き合いしたプロデューサーがわざわざ依頼してきてくれたのに本当に残念! 人生こういうものです。スケジュールがあいてる時はずっとあいて、本を読むか、映画を観るか、たまには美術館、落語、文楽、体力づくりに毎日毎日、多摩川べりを明日の見えない先を思い見つめてひたすら歩くだけの日々だというのに。人生なんてこんなものです。
[PR]
by masashi-ishibashi | 2007-11-14 20:11

カーナビ

 カーナビなるものを生まれてはじめて愛車に取り付けた。息子が友人からいただいたというものなのだが、結構な値段するものらしい。しばらくは梱包されたまま部屋の片隅に埃をかぶって無視されていたのだが、いくらなんでもこれじゃあかわいそう、その友人に対しても失礼だろうと取り付けることにしたのだ。それじゃETC車載器もついでに着けちゃえというんでテクニカルセンターに持ち込んだという次第。ところがわが愛車、シトロエンのC2ときてめちゃくちゃコンパクトカー、この機器を搭載するにあたってレイアウトに一苦労。まあ一応納得のいくところで納まったのだが、60000円ばかりむしりとられ、頂き物でも結構高いものにつくものです。しかし、世の中、なにごともハイテクになってしまって便利なものですなあ。工場で我が家の位置を登録してもらって、帰路についたのですがまあうるさいことうるさいこと、あっちに行けこっちに行けここ右折しろのなんのって、可愛い女性の声でしゃべりっぱなし、あれが耳障りな男のだみ声だったら怒っちゃいますよ。自宅の前まで来ると、ご自宅に到着しました運転お疲れ様でした所要時間は何時間何分です。もう着いちゃったんだから余計なお世話だってんだ。まあしかし正確なものです。ところがです。今回は工場の方がセットして下さったから勝手なことを言っていますが、自分でお出かけ先をセッティングしようと思ったらさっぱりチンプンカンプン、説明書を読んでもさっぱり要領をえない。こりゃあこの文明の機器を使いこなすにはえらく苦労をしそうな予感。よしんば使いこなせるようになっても、今度はハイテクまかせで、地図とにらめっこして頭を酷使していた時とちがい、楽すぎて頭がぼけちゃうんじゃないですかねぇ。クワバラクワバラ。
[PR]
by masashi-ishibashi | 2007-11-01 19:50

猛暑と格闘、芝居の稽古

 まあー、この猛暑は何ですかほんとに……、連日、35℃前後などというのはざらですからね。ひどい地域では40・9℃なんてのがありましたから。人間の体温を越えたんじゃ、もう限界ですよ。巷では熱中症で多くの人がバタバタ。間の悪いことに私は今、日本橋三越劇場九月 竜 小太郎 特別公演の稽古真っ最中。こまめに水分を補給しながら稽古場で頑張っていますがなんともよる年波、時代劇とあって難しい言葉や、論理的にややこしいセリフなどさっぱり頭にはいりゃしない。ここで負けてなるものかとありもしない髪の毛を逆立てて悪戦苦闘の修羅場です。まあしかし、こういうときのほうが結構おもしろい役創りが出来るかも。さてさてこんなことを書いている場合じゃない、セリフを憶えなくちゃ。期待していてください。
[PR]
by masashi-ishibashi | 2007-08-21 16:02

ぶらぶら日記

 ここのところ細々とした所用に取り紛れて、ずいぶんサボっちゃいました。手許の日記帳にはちょこちょこと書きとめてあるんですがね。七月十九日、二十日は、伊豆の大室高原にある義弟の家に出向いて温泉に入ったり、酒盛りをしたり、大室山の山頂を一巡りしたり、これが結構きつくて汗をかくんです。しかしこの時季はすぐにガスが出たりして周りの眺望は、絶佳とはいきませんね。海も富士山もまるで見えなくて。
 七月二十四日は、八月四日封切り東映のお盆映画電影版「獣拳戦隊・ゲキレンジャー」の試写会を丸の内東映で観てきました。仕上がりが気になっていたのですが、大変面白く出来上がっていたので一安心しました。みなさん是非観てくださいね。私は香港メディア王(ヤン)という役を演じています。まだまだ若い人に負けずアクションもやりますよ。
[PR]
by masashi-ishibashi | 2007-07-27 12:51

うちの老猫

 今日は夕方からウォーキングをやろうと思っていたのだが、生憎の雨とあって中止。それにしても蒸し暑い。空梅雨とはいうものの、やはり梅雨は梅雨だ。うちの老猫もあちこちと、ひんやりしていそうな所へ移動しては、飴のように長々と伸びて正体もなく眠っている。この老猫の名はチラという。人間で言えばもう104才になる。1985年7月31日の生まれだから、ちょうど満22年生きているのだ。猫の年令は人間に換算すると、生まれて1年で20才、その後1年ごとに4才年をとっていくのだそうだ。だから今や私jたちの年令をはるかに追い越している。ペット屋からおくるみに包んで連れて来た時は、手のひらに乗るくらいの可愛い子猫だったのに、今や毛は禿げっちょろけ、色褪せて艶はなくなり、歩く足はもつれよろけ、腰は落ちて惨憺たるものである。そうそう、名前の由来をちょっと紹介しておこう。性別はメス、品種はチンチラと日本猫のハーフ。だから目はパッチリとアイラインがはいり、鼻頭はレンガ色、顔は丸顔で毛はフワフワと器量よし。さてこの子に何という名をつけよう。みんなで考え出したのがチラである。チンチラではあるがメスだからチンがない、おまけにハーフだから半分チンを取ってチラにしよう。といったわけで簡単にチラと決まっちゃった。人間のストレス解消に心ならずも尽くし、可愛がられてきた彼女も、あまりの長生きに、最近は、あんたが長生きするから、泊りがけの旅行にも行けやしないじゃない、とさんざん疎まれたり、かと思うといきなり可愛い可愛いと息が止まるほど抱きしめられたり、無抵抗にされるがまま。人間とは勝手なものである。老猫介護……じゃない老老介護で今や大変。しかし、敵もさるもの引っ掻くもの、天上天下唯我独尊とばかりに、我が家に来て以来、名前を呼ばれても知らんぷりで人の顔など見たこともない。可愛い顔で人を見上げてニャーオーと鳴くのはお腹が空いたときだけ。あとは尻尾を立てて、あたしのそばに寄るなとばかりにしゃなりしゃなり。自分勝手、利己主義でもある。でもこの子がいなくなってしまったら、きっと寂しいことだろう。
[PR]
by masashi-ishibashi | 2007-06-30 00:21

観劇

 昨日、新国立劇場へ芝居を観に行く。アメリカ近代演劇の代表的作家ユージン・オニール作「氷屋来たる」、彼の晩年の作品で、その人生観には大変重たいものがある。演出は新国立劇場演劇芸術監督の栗山民也氏、各俳優好演。15分の休憩を入れて約4時間近い上演時間、あの薄っぺたい椅子でちょっとお尻が痛い。最近こんなに長い芝居はあまりありませんよね、私たちの若い頃はこれくらいは普通でしたけど。でも大変いい芝居でした。今、私は商業ペースの芝居や映像しかやっていませんけど、新劇をやっていた遠い若い頃が懐かしいですね。
[PR]
by masashi-ishibashi | 2007-06-28 13:02

人間ドック

 今日、人間ドックに行ってきました。いわゆる総合健康診査というやつです。去年はつい私の時間と検査日がうまく合わなくって、簡単な血液検査だけで済ませてしまった。もっとも半日で済むスクリーニングなのだが、私の町は費用を市が半額助成してくれるとあって、受診希望者が多く申し込み順番なので、私のように複数の予定が立てにくい仕事をしている人間はどうもやりにくい。しかし、よほどでない限り代わりの利かない私どもは、なんと言っても自己管理が第一なのである。でも嫌ですね検査というのは、私なんざ気が小さいですから、受診するだけで不安感と恐怖に襲われて、血圧や心拍数はいつペンに跳ね上がります。かえって病気になっちゃいますよ。あれは拷問ですね。血液を大量に抜き取られ……いやいや採血されたり。眼底カメラなんて撮影する瞬間パッと光を当てられて、目が見えなくなったり。心電図なんか沢山の線で手足とか胸とか繋がれて身動きもできず。胃部X線検査なんていうのは発泡剤を飲まされ、ゲップが出ないように我慢しろなんて脅しをかけられ、左右にゴロゴロ転がされてまるで芋虫みたい。挙句の果ては逆さまにされて。何ですかあれは。この検査で飲むバリウムがまた最悪、下剤を飲んで水をガブガブ。あれがお腹の中で固まった日には死ぬ思いですからね。でも健康は自分のためにも、周りのためにも大切なことなんです。
[PR]
by masashi-ishibashi | 2007-06-22 23:46



俳優石橋雅史ぶらぶら日記
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧