石橋雅史の万歩計

2008年 09月 27日 ( 1 )

負けるわけにゃいきまっせんばい! 102

   空手の効用


 <その多様性>

 古くより伝えられてきた武術も、現代社会にあっては、今やプリズムの当て方によって、スポーツ競技にもなり、また武術本来の格闘術であったり、心身錬磨の媒体であったり、美容と健康のためであったりと、いろんな角度から注目されています。
 私などは今や〝美容〟と〝健康〟ですよ。まだまだ老いさらばえてなるものかってんで、助平根性丸出しに、老いの一徹岩をも通す(こんな言葉はなかったですか?)、出来る限り老化を撃退してやろうと、それはもうけなげなるかな必死の努力。いまさら若い娘なんか相手にしてくれないよなんて、言われようが何しようが、聞く耳持たぬと髪の毛逆立てて、と言ってももうだいぶん薄くなって、逆立つ髪の毛もありませんが。ま、そんなことはどうでもいいじゃありませんか。


 <点と円と線>

 武術の動きというのは、すべて無理の無い円運動によって成り立っています。平面的な円運動というのではなく、球体をイメージした方がいいでしょう。「点(自分)を中心にして円を描き、線(直線運動)はそれに付随するものなり」と言うのが武術の鉄則です。皆さん、中国の老若男女が鳩の舞う朝の公園で、それぞれにゆっくりと流れるように、自分のペースで太極拳の型を演武している光景を、テレビなどでご覧になったことがおありでしょう。日本でも健康と美容をかねて、中国の伝統的武術である太極拳が、それこそ老若男女の間に大変普及しています。
 空手はごつごつした、直線的で、パワーだけの荒っぽい運動だなんて思っていたとしたら、それは大きな間違いです。ゆっくりと演武すれば、太極拳や他の武術などと全く共通した、柔軟な円運動なのです。実戦というか、試合などを目的として稽古をするときは、動きにスピードとパワーが要求される為に、その円運動が、人間の肉眼では捉えられない速さになっているだけのことでして、高速度撮影でその動きを捉え、ノーマル回転の映像をご覧になればよく分かります。


 <オリエンタル武術としての広がり>

 空手の発生についてはいろんな説があって、達磨大師が少林寺で、弟子の〝健康〟と〝精神〟を鍛えるために、天竺から伝えた拳法と言う伝説などもありますが、簡単にと言いますか、おおまかに歴史的流れを見ますと、古くから沖縄に伝わってきた格闘術「手」と、中国から伝わってきた「拳法」とが組み合わされて、現代の「空手」へと発達して来たもののようです。ですから今日は徒手空拳の「空手」と書きますが、昔は唐天竺の「唐手」と書いて「カラテ」と読んだのです。
 そして、その那覇手を代表する流派に剛柔流、「首里手」を代表する流派に松濤館流、和道流、糸東流というのがありまして、これを四大流派といいます。現在はみんな全日本空手道連名に加盟して、流派といわずに会派と称していろんな会派に分かれています。なかには故大山倍達師範が、剛柔会を脱退して創り上げた極真会のように、別の国際空手道連盟を名乗っているところもあります。そして今や、世界全国に求道者が広まり、その空手人口たるや大変な数にのぼるのです。
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by masashi-ishibashi | 2008-09-27 14:17



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