石橋雅史の万歩計

負けるわけにゃいきまっせんばい! 112

   ジェームス三木さんとの再会


 いきなり三木さんの書簡を勝手に拝借することにしましたが、後年になってから仕事などで出会った人と違い、ひとつの志を目指し、しかも、お互いに食うや食わずで苦学をしながら、夢と挫折を繰り返していた多感な十代の出会いには特別の思いがあって、何か改めて書くよりも、この往復書簡は私にとって、三木さんとの出会いから、別れ、再会までの、三十数年という時の流れを越えて、今や何を書き加える必要もなく、その行間にとめどもなく思いを馳せて、若かった日の追憶が大きく膨らんで蘇ってきます。そして今、再会からまた二十二年余りの歳月が流れ、いろいろと世話になって助けてもらってばかり。行き詰ったと言っちゃ、無駄話をしに押しかけて酒を喰らい。彼がドラマを書くといえば、毎回のように舞台にテレビにと推薦してもらい。多忙な人だと知りながら、公私ともどもお互いが疲れないように、残り少ない人生を、ずっと付き合っていこうよと言った当人が、なんだか彼に負担をかけ、疲れさせているんじゃないかなあと、近頃、少しばかり反省しているところです。しかし、友が書いたドラマの人物を、そのまた友が演じる(私では力量不足かもしれませんけど)など、この世界にそう何組もいるものじゃありません。よき友に恵まれるということは、本当に幸せなことです。
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by masashi-ishibashi | 2008-10-09 13:10
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俳優石橋雅史ぶらぶら日記
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